「とんがり・わたしのまち通信」
四町広域宣伝協議会と北海道カメラ女子の会は2019年度から地域の魅力発信プロジェクトとして、浦河町・様似町・えりも町・広尾町・四町の魅力を等身大の言葉と写真で発信しています。
地元のカメラ女子で結成した「チームとんがり」。
四町在住の23名の女性が、自分の住む町を再発見しながら、写真を撮り続けています。
そんなチームとんがりのメンバーが前回の「とんがり美味しいもの通信」に続き、今回は「とんがり・わたしのまち通信」をお送りします。
メンバーそれぞれが、「今」「みなさんに」、お知らせしたい「地元のステキ」をリレー形式でお伝えします。
vol.2 えりも町
世界にきっとひとつだけのツアーinえりも
昆布漁師の家に生まれ育った私が、父の船に乗せてもらったのは、1回だけと記憶している。
海側から望む日常の光景は、別世界にも映り、ワクワクした。
もちろん、昆布漁に同行させてもらったことはない。
それは男の勝負をかけた出漁だからだ。
船外機のエンジン音を鳴り響かせ、沖へ颯爽と向かうコンブボートはかっこよく、子どものころからの憧れだった。
その憧れのボートに乗れる、世界でおそらくひとつだけのクルーズツアーが、2018年11月にえりもで産声をあげた。
ツアー誕生のきっかけは、えりも岬を訪れた観光客から「コンブボートに乗せてほしい」と何度か要望があったからだという。
要望を受けた昆布漁師の村田さんが、観光協会副会長に企画を持ちかけ、漁協など関係機関との調整に尽力し、約2年の歳月を経て、ついにコンブボートクルーズは誕生した。
このツアーの最大の魅力は、現地に生息するアザラシなどの野生動物を間近に見られることだ。
実際に乗ってみた感想として、コンブボートは360度遮るものがなく視界が良好だ。その分、スリルも満点だが、船長はえりもの海を熟知した、現役または元昆布漁師さんなので、安心して委ねられた。何度も訪れているえりも岬だが、海側から望む岬もまたダイナミックで美しかった。
何よりも大自然を肌で感じることができた。
安全上、ツアーの催行は気象条件によるところが大きい。遠くから参加される方はぜひ連泊をおすすめしたい。とんがりエリアには乗馬施設や世界ジオパークなどがあり、連泊しても十分に楽しめる。また、当日予約も可能なので、催行していれば、吉日!ぜひ一度チャレンジしてみてほしい。
問い合わせ先
コンブボートクルーズ事務局
電話番号:090-5228-0111
受付時間12:00〜22:00(不定休)
https://konbuboat.com/
西航路(東洋港発着) 約15km 50分 8,000円
東航路(えりも岬先端部海岸発着) 約6.2km 30分 5,000円
(※ツアー料金は大人・小人共通 1人あたり税込価格)
写真・文章担当
Aki (浦河町/チームとんがり)
浦河町生まれ。
人生の前半は国内外に住みながら旅をし、後半は浦河へ戻り地元の魅力を再発見✨
そんな中カメラに出会い、ファインダーを通して浦河の身近な自然など、至近距離の旅を楽しんでいます。
※コンブボートクルーズの写真は10月開催・えりも・様似の「紅葉・グルメ」を楽しもうツアーで参加者のみなさんが撮影しました。
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